口下手な内向型が、インサイドセールスに転職して気づいたこと【体験談】

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口下手な内向型が、インサイドセールスに転職して気づいたこと【体験談】

この記事は、家電量販店でBtoC営業をやっていた内向型の私が、インサイドセールス(IS)に転職して何が変わったかを書いた体験談です。

「営業は続けたいけど、今の働き方がしんどい」「声がけや対面接客が向いていない気がする」という人にとって、ひとつの選択肢になれば嬉しいです。

「向いていない」のは営業じゃなくて、営業の”やり方”だった

家電量販店で働いていたとき、私は営業成績が良い方ではありませんでした。

お客さんが来るたびに声をかけなければいけない。笑顔を作って、話しかけて、断られても次のお客さんに声をかける。それを1日何十回も繰り返す。

口下手で、知らない人に話しかけることが苦手な私にとって、これは本当に消耗する仕事でした。帰り道に「今日も全然声かけられなかった」と自己嫌悪に陥ることが、当たり前のルーティンになっていた。

そのとき私が思っていたのは「自分は営業に向いていない」ということでした。でも今振り返ると、それは半分だけ正しくて、半分は間違っていた。

正確に言えば、「BtoC・対面・当日クロージング型の営業」が向いていなかっただけでした。

インサイドセールス(IS)とは何か

転職活動中に出会ったのが、インサイドセールスという職種です。

インサイドセールスとは、オフィス内から電話・メール・Web会議を使って顧客にアプローチする内勤型の営業のことです。フィールドセールス(外回り営業)とは異なり、基本的に顧客のもとへ直接出向くことはありません。

インサイドセールスの主な仕事内容

  • マーケティングが集めたリードに電話・メールでアプローチ
  • 顧客の課題をヒアリングし、商談のアポイントを設定する
  • 既存顧客へのフォローアップ連絡・関係維持
  • CRM(顧客管理ツール)でデータを管理しながら営業活動を設計する

主にBtoB・SaaS企業に置かれており、フィールドセールスへ商談をつなぐ「橋渡し役」のポジションです。DX推進の流れで急速に需要が高まっており、20代の転職先として注目されている職種でもあります。

BtoC営業とインサイドセールスの違い【比較表】

比較項目 BtoC対面営業(以前) インサイドセールス(現在)
接触方法 飛び込み・店頭声がけ 電話・メール・Web会議
1日に関わる人数 不特定多数(何十人も) リスト管理された相手に絞る
即断即決の圧力 その場でクロージングが基本 段階的なアプローチでOK
準備できる時間 来店対応なのでほぼない 顧客情報を事前に調べてから話せる
感情労働の量 常に笑顔・高エネルギーが必要 落ち着いた環境で話せる
ノルマの性質 売上金額・当日成約 アポ数・商談化率など行動指標

内向型にインサイドセールスが向いている理由

①話す前に「準備」ができる

ISでは、電話をかける前に相手の会社情報・課題・業界動向を調べることができます。準備した状態で話せるので、場当たり的な対応が苦手な内向型にとって大きなメリットです。

家電量販店時代は「来店客に即座に声がけして、その場で話を広げる」しかなかった。でもISは違います。話す内容を事前に整理して、落ち着いた状態でコミュニケーションができる。

「何を話せばいいかわからないまま声かけるのがずっと苦手だった。ISは話す前に整理できるから、あの恐怖がなくなりました」

②「声がけ恐怖」から解放される

対面営業で内向型がもっとも消耗するのは「知らない人に突然話しかけること」です。ISはリスト上の相手に連絡するので、「突然の声がけ」という状況がありません。電話を断られることはありますが、対面と違ってその瞬間の感情的なダメージが小さく、すぐ次に気持ちを切り替えやすい。

③データと論理で動ける

ISはCRMツールを使って、顧客ごとの接触履歴・反応・タイミングを記録・分析しながら動きます。「このタイミングで連絡したときのアポ率が高い」「このトークの方が反応が良い」と改善しながら動けるのは、考えてから行動する内向型のスタイルに合っています。

④「深く聞く」力が評価される

ISで重要なのは、短時間の電話の中で相手の課題を引き出すヒアリング力です。余計なことをしゃべらず、相手の言葉を丁寧に拾って整理する。家電量販店では評価されなかったその特性が、ISでは「話しやすい」という評価に変わりました。

転職してから変わったこと【正直な体験談】

日曜の夜の「憂鬱」がなくなった

家電量販店時代は、日曜の夜になると翌日への恐怖がありました。今はそれがほとんどありません。「今週どのリードにどう動こうか」と考えながら過ごせるようになりました。

クレームを引きずらなくなった

ISでは電話を切ればその場は終わりです。対面より感情的な負荷が小さく、引きずる時間が明らかに短くなりました。

「数字への向き合い方」が変わった

ISは「今日何件アポを取ったか」「どのトークが効果的だったか」という行動と改善のループで動きます。うまくいかなかったときに「次どうするか」を考えやすくなり、営業を「感覚」ではなく「設計」で動かせる感覚が出てきました。

ISにも当然しんどい部分はあります。架電本数のプレッシャー、断られ続ける日の気持ちの管理、KPI管理など。ただ「突然の声がけ恐怖」「理不尽なクレームを笑顔で受ける」という、内向型に特にきついストレスは大きく減りました。

未経験からインサイドセールスに転職する手順

ISは20代で営業経験があれば、未経験でも転職できます。BtoC営業は「断られ慣れている」「様々なタイプの人と話してきた」という点でIS採用担当者から評価されやすいです。

1

転職エージェントに登録する

IS求人はDX・SaaS・スタートアップ系に多く、非公開求人が豊富なエージェント経由が有利。

2

「インサイドセールス希望」を最初に伝える

コンサル・DX・スタートアップ領域に強いエージェントは、IS求人の数と質が違います。

3

職務経歴書で「ヒアリング力・粘り強さ・改善思考」を前面に出す

BtoC時代に「どんな工夫をしたか」「どう顧客に向き合ったか」を具体的に書く。成績より姿勢と思考プロセスを見せることが重要。

4

SaaS・DXスタートアップ(社員100〜500名規模)を中心に応募

IS職が整備されており、未経験者の育成にも慣れている。大手よりも採用ハードルが低く裁量も大きい。

5

面接で「なぜISなのか」を自分の言葉で答える

「対面営業より自分のスタイルに合っている理由」を具体的に話せると説得力が上がります。体験談ベースで話すのがベスト。

IS転職にはDX・スタートアップ系に強いエージェントを選ぶべき理由

ISの求人が集まっているのは、SaaS・DX・コンサル・スタートアップ系の企業です。コンサル・DX・スタートアップへの転職に特化したエージェントであれば、IS求人の母数が違います。担当者がIS業務を理解したうえでアドバイスをくれるので、書類対策も面接対策も精度が上がります。

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