営業を辞めたい・転職したい20代へ。動き出す前にやるべき5つのこと

Uncategorized

「営業、もう辞めたい。でも、何から始めればいいんだろう」

ここで止まっている人、すごく多いと思います。辞めたい気持ちははっきりしているのに、いざ動こうとすると、何をどうすればいいのか分からない。だから、結局また今日も同じ場所に出社してしまう。

その気持ち、痛いほど分かります。僕もまったく同じ場所にいました。

先に大事なことを言います。勢いで辞めるのも、ただ我慢し続けるのも、どちらも危ない。正しいのは、「準備して動く」ことです。

この記事では、僕自身が転職したときの経験をもとに、後悔しないための動き方を5つのステップで書いていきます。今日からできることばかりなので、肩の力を抜いて読んでみてください。

なぜ「いきなり辞める」が危険なのか

ステップに入る前に、一つだけ。

辞めたい気持ちが限界に達すると、「もう無理、今すぐ辞めてやる」と勢いで動きたくなります。でも、感情だけで辞めると、次もまた同じ失敗を繰り返しやすいんです。

「とにかくこの場所から逃げたい」だけで決めると、合わない場所から、また別の合わない場所へ移ってしまう。これがいちばんもったいない。

かといって、「とりあえず我慢」もダメです。心と体をすり減らすだけで、状況は何も変わりません。

正解は、その間にあります。辞めたい気持ちは大事にしつつ、動き方には順番をつける。それだけで、転職の成功率はぐっと上がります。順番に見ていきましょう。

ステップ1:今の”何がつらいか”を言語化する

最初にやるべきは、「自分は何がそんなに嫌なのか」をはっきりさせることです。

ここを曖昧にしたまま転職すると、行き先選びがブレます。切り分けたいのは、この3つ。

  • 営業という仕事そのものが嫌なのか
  • この会社・この環境が嫌なのか
  • この営業のやり方(スタイル)が嫌なのか

この3つは、まったく別物です。たとえば「環境が嫌なだけ」なら、同じ営業職でも会社を変えれば解決するかもしれない。「スタイルが嫌」なら、営業の種類を変えればいい。

僕の場合、家電販売の何が嫌だったのかを一つずつ書き出してみたら、「避けるべき条件」がはっきり見えてきました。このあたりは別の記事で詳しく書いているので、よければ読んでみてください。

「漠然と嫌」を「具体的に何が嫌」に変える。これが全ての出発点です。

ステップ2:自分が”動けた条件”を洗い出す

次は逆サイド。「嫌なこと」だけでなく、「自分が少しでも力を発揮できた瞬間・ラクだった環境」を思い出してみてください。

逃げたい条件ばかり見ていると、転職は「マイナスを消す」だけの後ろ向きなものになります。でも「自分が活きる条件」が分かると、前向きに行き先を選べるようになります。

僕の例で言うと——顔を見ないで話せること、やり取りが記録に残ること、「断られて当たり前」という前提があること。この3つが揃ったテレアポの仕事で、僕は急に力を発揮できました。対面販売では完全にダメだったのに、です。

「嫌な条件」と「活きる条件」、この両方が見えてくると、次に何を探せばいいかの輪郭がはっきりします。

ステップ3:営業の”種類”を知って、選択肢を広げる

意外と知られていないんですが、ひとくちに「営業」と言っても、種類は本当にたくさんあります。

  • 対面か、非対面(電話・オンライン)か
  • 個人向けか、法人向けか
  • 有形商材(モノ)か、無形商材(サービス)か
  • 新規開拓か、既存顧客のフォローか

これらの組み合わせで、仕事の中身はまるで変わります。ある営業で全然ダメだった人が、別の種類の営業に移ったとたん活躍する——これは本当によくある話です。僕自身がそうでした。

だから、「営業を辞める」と決め切る前に、「自分に合う営業も、どこかにあるかもしれない」と知っておいてほしい。選択肢は、思っているより広いです。

ステップ4:一人で抱えず、外の視点を借りる

ここが、つまずきやすいポイントです。

ステップ1〜3を自分一人でやろうとすると、どうしても視野が狭くなります。自分の市場価値も、世の中にどんな仕事があるかも、自分だけでは正確に分からない。だから、外の視点を借りるのが大事です。

僕がやったのは、まずこの2つでした。

周りの人に相談する

僕はまず、「こんな早い時期に転職したら、キャリアに傷がつかないか」を周りに相談しました。返ってきたのは、「早すぎるから様子を見たら?」という意見が大半。これは正直な反応だと思います。ただ、最終的には僕は第二新卒という立場を、むしろ”成長の場所を選び直せるチャンス”と割り切って動きました。周りの意見は参考にしつつ、決めるのは自分、というスタンスです。(「早期の転職は不利では?」と不安な人は、こちらも読んでみてください → 第二新卒の転職は早すぎる?と迷う20代へ

転職のプロに相談する

求人を探すときも、いきなり応募サイトで一人で探すのではなく、相談に乗ってくれるタイプのエージェントから着手しました。ここが個人的にはよかったです。

エージェントに相談すると、こんなことが見えてきます。

  • 自分の実績やスキルが、転職市場でどれくらいの価値があるのか
  • 今後、スペシャリスト(専門性を深める)とマルチプレイヤー(幅広く)のどちらを目指すか
  • 何歳までに、給与・役職・経験・実績をどうしたいか

こういう「一人だと答えの出ない問い」を、プロと一緒に整理できる。エージェントは基本無料で使えて、求人を眺めるだけでも市場感が掴めます。「登録=すぐ転職」ではなく、情報収集と壁打ちの相手として使うのが、いちばん賢い使い方だと思います。

実際、僕は自分の強み(部活動やバイトの経験まで含めて)を、アドバイザーと一緒に整理できたのが大きかったです。一人では言語化できなかった強みが、ちゃんと形になりました。

ステップ5:完璧を待たず、小さく動き出す

最後のステップ。それは「とにかく、小さく動き出す」ことです。

全部を完璧に準備してから動こうとすると、いつまでも動けません。求人を眺める、話を聞いてみる。それだけでも十分な第一歩です。

実際に動いてみて、僕が「やっておいてよかった」と思うことも書いておきます。

  • 第二新卒として割り切り、「成長できる場所」を軸に選んだこと。条件で迷ったとき、この軸が決め手になった
  • 最終面接は、あえて平日の業務時間内に出社して受けたこと。オフィスの空気や社員の様子を、自分の目で確かめられた
  • 自分の強みを、アドバイザーと事前に整理しておいたこと

逆に、「もっとこうすればよかった」という反省もあります。これも正直に共有します。

  • 福利厚生は、もっとしっかり確認しておくべきだった。入ってから「あれ?」となる部分があった
  • 先に退職日を決めてから、入社できる会社を探したこと。自分を追い込むやり方として「アリ」ではあったけど、人によっては精神的にきついので、おすすめはしません

完璧な動き方なんて、誰にもありません。失敗も含めて、動いた人だけが前に進めます。

まとめ:辞めたい気持ちは正しい。でも、動き方には順番がある

最後に、もう一度だけ。

「営業を辞めたい」というあなたの気持ちは、間違いじゃありません。でも、その気持ちを良い結果に変えるには、動き方に順番があります。

  1. 何がつらいかを言語化する
  2. 自分が活きる条件を洗い出す
  3. 営業の種類を知って選択肢を広げる
  4. 一人で抱えず、外の視点を借りる
  5. 完璧を待たず、小さく動き出す

そして、この全部は今日から、辞表を出さなくても始められることばかりです。まずはステップ1、「自分は何が嫌なんだろう?」を紙に書き出すところから始めてみてください。

もしこの記事を読んで、何か感じることがあったら——コメントやSNSで、気持ちを吐き出してみてください。同じ場所で迷っていた人間として、僕はあなたの背中を、そっと押したいと思っています。

一緒に、景色を変えていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました