朝、目が覚めた瞬間にもう気が重い。天井を見ながら「また今日も、あの売り場に立つのか」と思う。出勤しても、フロアに突っ立ったまま何のためにここにいるのか分からないうちに一日が終わる。家電量販店にいた頃の僕が、まさにそうでした。「行きたくない」のに、その理由すらうまく言葉にできない——この記事は、あの頃の僕みたいな人に向けて書いています。
この記事でわかること
・「仕事に行きたくない」が甘えでも根性不足でもない理由
・毎朝の憂鬱を放置すると20代のうちに何を失うのか
・「動けない」まま終わらないための、現実的な最初の一歩
「行きたくない」のに、うまく説明できないあなたへ
理由を聞かれても、言葉にならない
いじめられているわけでも、残業で倒れそうなわけでもない。なのに毎朝しんどい。「じゃあ何が嫌なの?」と聞かれると答えに詰まる。この「説明できないつらさ」が一番きついんですよね。僕も、辞めたい理由を親に聞かれて「なんとなく」としか言えず、自分でも甘えなんじゃないかと責めていました。
「ロボットが売った方がマシ」と詰められる
数字が伸びないと、人格ごと否定されるような詰められ方をする。接客していないと「突っ立ってるだけなら機械でいい」と言われる。理不尽だと分かっていても、毎日それを浴びていると「本当に自分は価値がないのかも」と思えてくる。この刷り込みが、憂鬱の正体のかなりの部分を占めています。
辞めたい。でも「次で失敗したら後がない」
ここを抜けたい気持ちはある。でも「入って数年で辞めるなんて」「次の面接で落ち続けたら終わりだ」と思うと足がすくむ。僕は人前だと言葉に詰まることもあって、面接なんて無理だと最初から諦めていました。動けないのは、やる気がないからじゃない。怖いからです。
一人で抱えていたこの「怖さ」を、僕は結局、20代の転職を知り尽くしたプロに話すことでしか解けませんでした。
「行きたくない」は、弱さじゃなくてミスマッチのサイン
厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)」によると、大学卒業後3年以内に離職する人は33.8%。特に人と接するサービス業は離職率が高く、同調査では宿泊業・飲食サービス業が55.4%にのぼります。つまり、接客・販売の現場で「もう無理だ」と感じている人はあなただけではなく、構造的に多い。「行きたくない」は根性の問題ではなく、環境と自分が噛み合っていないというサインです。
僕自身、言葉に詰まりやすい性格を「営業に向いていない証拠」だと思い込んでいました。でも実際は、向き不向きではなく「売り方」と「相手」が合っていなかっただけでした。
量販店の毎日から、向かえる現実的な方向
法人相手のルート営業・ソリューション営業
飛び込みでもノルマ詰めでもなく、決まった取引先に通って関係を育てる営業です。相手が法人(BtoB(法人向けビジネスとは?))になると、勢いやトークの上手さより「誠実に段取りする力」が評価されやすい。量販店で毎日お客さんの要望をさばいてきた経験は、そのまま強みになります。
インサイドセールス
電話やオンラインで見込み客とやり取りする内勤型の営業がIS(インサイドセールスとは?)です。台本や事前準備が武器になるので、「その場のアドリブが苦手」「言葉に詰まりやすい」人ほど向いていることがあります。話す内容をキーワードだけ決めておけるので、対面販売のプレッシャーとは別物です。
カスタマーサクセス
契約後のお客さんに寄り添って、使いこなしや継続を支える仕事がCS(カスタマーサクセスとは?)です。売り込むより「困りごとを一緒に解決する」姿勢が中心なので、押し売りが苦手だった人ほど水が合うことがあります。量販店で培った「相手の不安を先回りして拾う力」が活きる領域です。
「自分には何もない」——僕もそう思っていましたが、言語化してもらったら、ただの思い込みでした。あの頃の僕に教えたいのがこれです。
まとめ:動けないまま20代を終わらせないために
あのとき僕が本当に欲しかったのは、逃げ込む場所じゃなくて、伸びていける場所でした。
「エージェントに頼るのも不安」という人には、教わって身につけてから動くという選択肢もあります。
📖 あわせて読みたい
※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。掲載しているサービスの内容・条件は各公式サイトをご確認ください。体験談は筆者「かんた」自身の転職(家電量販店→法人営業)に基づく個人の感想であり、効果や結果を保証するものではありません。


コメント